1攪拌不足
カップ等を使用して攪拌する場合、カップの際に有るエポキシは攪拌不足が必ず発生します。
出来るだけカップの中心部に有るエポキシを使って下さい。
また、攪拌後はアワ抜きと熟成の為、数分間は放置して下さい。 |
2主材の結晶化
主材は低温時に結晶化します。白い結晶が容器の底にたまり、沈殿した様に見えますが
加熱(湯煎50度で4、5分程度)し攪拌することで問題無く使用できます。 |
3硬化材の劣化
硬化材の一部は大気中の炭素ガスと反応し炭酸塩という物質に変質する場合があります。
変質してしまった物は硬化せず硬化不良として塗面に浮いてくることがあります。
エポキシ材はしっかり管理していれば数年は使用可能ですので、保存は容器を逆さにして
空気の混入を防ぐ等の対策をして下さい。 |
4溶剤やクリーナーの管理
一度使ったブラシやカップ等を再度使う場合は、良く洗浄し良く乾燥させてから使うか、
使い捨てをお勧めします。
弊社で扱っているブラシクリナーを使い洗浄しても、クリーナーがブラシやカップに
残っていれば硬化不良を起こします。 |
5塗料や塗面の基本的な管理
塗装に必要な道具類はきれいな状態で使用しなければなりません。
また、塗面もきれいになっていなければいけません。
手や髪の皮脂も塗装不良の原因になります。必要に応じてアルコール等で脱脂して下さい。 |